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ダーツライブホームのレーティング完全ガイド!仕組みや反映条件と上げ方

2025年12月17日

ダーツライブホームのレーティング完全ガイド!仕組みや反映条件と上げ方

こんにちは。初心者のためのダーツ練習方法、運営者の「ブルくま」です。自宅で本格的なダーツが楽しめるダーツライブホームですが、使い始めるとレーティングに関する疑問がたくさん出てきますよね。

お店で使っているカードと連動してデータは同期されるのかや、一生懸命対戦したのにレーティングが反映されないといった悩みは、多くのユーザーが抱える共通の課題です。また、もっと上達したい方にとっては、効率的なレーティングの上げ方や見方を知ることも重要でしょう。

記事のポイント

  • ダーツライブホーム特有のレーティング算出ルールと更新タイミング
  • お店のデータとの連動性や反映されない時の原因と対処法
  • 初心者から中級者が目指すべき具体的なレーティング数値の目標
  • 自宅練習で効率よく数値を上げていくためのコツと練習環境

このあたりの疑問をスッキリ解消して、自宅でのダーツライフをより充実させましょう!

目次

ダーツライブホームのレーティングの仕組みと反映

データ連動やレーティング反映など、ダーツライブホーム利用者が抱える悩みのイメージ図

まずは、ダーツライブホームを使っている多くの人が最初に直面する「仕組み」の部分について解説します。お店のマシンと似ているようで、実は家庭用ならではのルールがいくつか存在します。ここを正しく理解していないと、「あれ?おかしいな」と無用なストレスを感じてしまうことになりかねませんので、しっかり押さえておきましょう。

ダーツライブホームにおけるレーティングの算出条件と見方

ダーツライブホームのレーティングは、基本的にお店にある「DARTSLIVE3」などの業務用マシンと同じ基準で計算されていますが、その中身を詳しく見ていくと、非常に理にかなった計算ロジックが存在します。

まず大前提として、ダーツライブのレーティングシステムでは「80%スタッツ」という方式が採用されています。これは、ゲームの最初から最後まで全てのデータを計算に入れるのではなく、勝負が決まりそうな局面までのデータを切り取って評価する仕組みです。「なぜ最後まで計算してくれないの?」と思うかもしれませんが、これには初心者への配慮と、純粋な実力評価という2つの大きな理由があります。

80%スタッツのポイントとメリット

  • 01ゲーム(ゼロワン)の場合:持ち点の80%を削った時点(例:501なら401点を削り、残り100点以下になったラウンド終了時)でスタッツが確定します。
  • クリケットの場合:6つのナンバーすべてをオープン(3マーク以上)した時点でスタッツが確定します。
  • メリット:初心者の方によくある「削るのは得意だけど、最後の上がりに何ラウンドもかかってしまう(泥仕合)」というケースでも、削る力(Scoring)が正当に評価されます。

01ゲームとクリケットにおけるスタッツ確定タイミング(80%および全ナンバーオープン)の図解

この「80%スタッツ」のおかげで、例えば501ゲームで残り32点まではスムーズに行ったのに、そこからダブルアウトに苦戦して20ラウンドかかってしまった...という場合でも、レーティングの数値がガクンと下がることを防げます。純粋に「狙った場所に当てる能力」を数値化してくれる優しいシステムなんですね。

また、レーティングの見方ですが、アプリのトップ画面に大きく表示されている数字(1〜18)があなたの現在の実力を示すレーティングです。この数字は、次に解説するPPDやMPRという細かい成績データを基に、特定の計算式で導き出されています。単なる数字の大小だけでなく、その裏にある「スタッツ」を理解することで、自分が次に何を練習すればいいのかが見えてきます。

レーティング算出の対象となるゲーム

全てのゲームが評価対象になるわけではありません。基本的には以下の条件を満たす必要があります。

  • 01 GAME(301, 501, 701, 901, 1101, 1501)
  • STANDARD CRICKET(通常のクリケット)
  • プレイヤー対プレイヤー(PvP)の対戦形式(オンライン・オフライン問わず)

これらを踏まえた上で、自分のプレイがしっかりと評価されているか確認しながら練習を進めていきましょう。

PPDやMPRとレーティング表・スタッツの関係

レーティングの数値を決める要素として、PPDMPRという2つの重要な指標があります。これらはアプリ内のデータ画面でもよく目にする単語ですが、具体的にどう計算され、どうレーティングに結びつくのかを詳しく見ていきましょう。

用語の解説

  • PPD (Points Per Dart):ダーツ1本あたりの平均得点。01ゲームのレーティング基準になります。
    計算式:削った点数 ÷ 投げたダーツの本数
  • MPR (Marks Per Round):1ラウンド(ダーツ3本)あたりの平均マーク数。クリケットのレーティング基準になります。
    計算式:獲得したマーク数 ÷ かかったラウンド数

ダーツ1本あたりの平均得点(PPD)と1ラウンドあたりの平均マーク数(MPR)の解説

例えば、501ゲームをプレイして、PPDが「60.0」だったとしましょう。これはダーツ1本あたり平均60点(つまり毎回シングル20に3本入れているペース)で削っていることを意味します。このスタッツをレーティング表に照らし合わせると、おおよそレーティング6(Bフライト)相当になります。

面白いのは、このレーティングの上昇カーブが「直線ではない(非線形)」ということです。初心者のうちはPPDが少し上がるだけでレーティングも上がりやすいのですが、上級者ゾーン(スタッツ95.0以上など)に入ると、レーティングを1つ上げるために必要なPPDの上昇幅が大きくなります。つまり、レベルが上がれば上がるほど、そこからさらに上に行くのが難しくなるように設計されているのです。

フライトランクごとのPPDおよびMPRの目安を示した対応表

フライト レーティング 01平均点 (PPD) クリケット平均マーク (MPR) 実力の目安
C 1 ~ 3 ~ 49.9 ~ 1.69 初心者。まずはボードに当てることから。
CC 4 ~ 5 50.0 ~ 1.70 ~ 初級者。ルールを理解し、狙いを定め始める時期。
B 6 ~ 7 60.0 ~ 2.10 ~ 脱初心者。シングルを狙って入れられるレベル。
BB 8 ~ 9 70.0 ~ 2.50 ~ 中級者。ブルに入る確率が上がり、戦略も意識できる。
A 10 ~ 12 80.0 ~ 2.90 ~ 上級者。多くのプレイヤーが目指す第一目標。
AA 13 ~ 15 95.0 ~ 3.50 ~ 準プロ級。高い戦略性と安定した技術。
SA 16 ~ 18 116.0 ~ 4.25 ~ トッププロレベル。神の領域。

この表を見ながら、「今の自分はPPD 55だから、あと5点平均を上げればBフライトだな」といった具体的な目標を立てるのがおすすめです。漠然と投げるよりも、数字の目標があった方が練習の質はグッと高まりますよ。

お店のダーツライブカードと連動し同期する方法

お店のダーツマシンと家庭用ダーツライブホームのデータが独立していることを示す注意喚起の図

ここが一番勘違いしやすいポイントであり、多くのユーザーが混乱する部分です。結論から言うと、お店のダーツライブカードのレーティングデータと、ダーツライブホームのレーティングデータは一切連動しません。

アプリにダーツライブアカウント(IDとパスワード)でログインすることは可能ですし、有料会員情報なども引き継がれます。また、プレイ中の画面に自分のアバターやカード名を表示させることもできます。しかし、それはあくまで「アカウント情報」としての連携であって、レーティングやスタッツといった成績データ自体は「お店はお店、家は家」と完全に別のデータベースで管理されています。

ここが重要!

自宅で猛練習してダーツライブホームのレーティングを「15」まで上げたとしても、お店に行ってダーツライブ3にカードを挿した時のレーティングは、以前お店でプレイした時のまま変わりません。逆も同様で、お店で調子が悪くてレーティングが下がっても、自宅のレーティングには影響しません。

なぜこのような仕様になっているのでしょうか?これには明確な理由があります。

  1. 競技環境の厳密性の違い:お店ではスローラインの距離やボードの高さが厳格に管理されていますが、家庭ではユーザーの設置状況に依存します。微妙に距離が近かったり、ボードが低かったりする可能性があります。
  2. 不正防止と公平性:残念ながら自宅環境では、反応しなかったダーツを指で押して反応させたり(指押し)、極端に近い距離から投げたりといった不正が物理的に可能です。こうしたデータが公式のランキングや店舗レーティングに混ざってしまうと、競技としての公平性が保てなくなってしまいます。

競技環境の違いと不正防止の観点からデータ連動を行わない理由の解説

そのため、「家でこっそり練習して、いきなりお店のレーティングを上げて友達を驚かせよう!」という作戦は、システム上できないようになっています。

ただし、家での練習で培った「実力」は本物ですので、その実力を持ってお店に行けば、自然とショップレーティングも上がっていくはずです。「家はポテンシャル確認用、店は実戦用」と割り切って使い分けるのがスマートな付き合い方ですね。

対戦してもレーティングが反映されない原因と解決策

「昨日、オンライン対戦で格上の相手に勝ってスタッツも良かったのに、今日アプリを見たらレーティングが全く変わっていない!」と焦ったことはありませんか?不具合を疑う前に、ダーツライブホーム特有のデータ更新仕様を確認してみましょう。主な原因は以下の2つに集約されます。

1. データ更新のタイミングは「翌朝」

多くのスマホゲームがリアルタイムでデータを更新するのに対し、ダーツライブホームのレーティング更新は「バッチ処理」と呼ばれる方式を採用しています。具体的には、日本時間の毎日午前6:30に、前日のデータをまとめて集計し、更新が行われます。

つまり、夜の22時に素晴らしい成績を出しても、その場ですぐにレーティング数値が上がることはありません。翌朝起きてアプリを開いた時に初めて、「お!上がってる!」となるわけです。このタイムラグを知らないと、「反映されない」と不安になってしまいますよね。

毎朝6:30の更新と直近30ゲームの加重平均で算出される仕組みの図解

2. 直近30ゲームの加重平均システム

もう一つの原因は、レーティングの計算対象範囲です。あなたのレーティングは、過去の全ゲームの平均ではなく、「直近30ゲーム」のデータを基に計算されています。さらに、ただの平均ではなく、新しいゲームほど計算上の比重が重くなる「加重平均」という方式です。

なぜ動かないのか?

  • プレイ数が少ない:久しぶりに1〜2ゲームだけ対戦しても、残りの28ゲーム分の過去データが足を引っ張っている場合、全体平均は大きく動きません。
  • 成績が安定している:直近30ゲームの成績がずっと横ばいの場合、新しいデータが入ってきても平均値が変わらないため、レーティングも変動しません。

また、新規アカウントを作成したばかりの場合は、最低でも10ゲーム以上の対戦データを蓄積するまでは、レーティング自体が表示されず「-(ハイフン)」のままとなります。まずは焦らず、対戦回数を重ねてデータを貯めることが大切です。

詳しいレーティングの更新タイミングや仕様については、公式サイトのヘルプページも非常に参考になりますので、一度目を通しておくとより理解が深まるかと思います。(出典:ダーツライブ公式ヘルプ『レーティング(RATING)とは』)

ロボライバルやカウントアップはレーティング対象?

一人練習の強い味方である「ロボライバル」。自分のレベルに合わせて強さを調整できるので便利ですが、残念ながらロボライバルとの対戦はレーティング算出の対象外です。いくら最強レベルのロボットに完全勝利して素晴らしいスタッツを出しても、それはレーティングには一切反映されません。

これは、ロボット対戦があくまで「練習モード」として位置付けられているためです。同様に、以下のゲームモードも全てレーティング対象外となります。

対象外ゲームモード 理由
プラクティスゲーム
(COUNT-UP, EAGLE'S EYEなど)
特定の練習に特化したモードであり、対戦形式ではないため。
パーティーゲーム
(YACHT, BIG BULLなど)
運要素が強く、純粋な技術評価に適さないため。
ロボライバル対戦 対人戦(PvP)ではないため。

レーティングに反映されるのは、基本的に「01ゲーム」と「クリケット」の対人戦(オンライン対戦・オフライン対戦含む)のみです。

意外な落とし穴:リバース機能とスコア修正

対人戦であっても、データが無効になってしまうケースがあります。それが「リバース(やり直し)機能」や「スコア修正」を使った場合です。

例えば、誤反応してしまった時に手動でスコアを修正したり、投げ損じたからといって1投前に戻ったりすると、そのゲーム全体のデータの整合性が取れなくなるため、スタッツ算出から除外される(ノーデータ扱いになる)ことが公式仕様として明記されています。

ロボライバル対戦やスコア修正・リバース機能使用時にデータが無効になることへの注意喚起

レーティングを確実に反映させたいガチ対戦の時は、多少の誤反応は許容するか、修正機能を使わずに進めるのが無難かもしれません。

複数人でのプレイ時にレーティング対象にする手順

友達や家族が家に遊びに来て、みんなでダーツライブホームを使って対戦することもあるでしょう。そんな時、せっかくならそれぞれのレーティングを変動させたいですよね。

通常、アプリを起動した人のアカウント(メインアカウント)以外は「GUEST(ゲスト)」として扱われ、プレイデータは保存されません。全員分のデータを記録するには、以下の手順でそれぞれのアカウントを紐付ける必要があります。

  1. アカウントの準備:参加する全員が、自分のスマホにダーツライブアプリを入れてアカウントを作成しておく(または既存のアカウント情報を用意する)。
  2. プレイヤー追加:ゲーム開始前のプレイヤー選択画面で、「P2」「P3」などの枠をタップします。
  3. ログイン/紐付け:ここで「ゲスト」ではなく「アカウントログイン」を選択し、それぞれのIDとパスワードでログイン、またはQRコードなどで認証を行います。

これで、P1は自分、P2は友達A、P3は友達B……というように、全員が実名のアカウントとして認識された状態でゲームがスタートします。この状態で対戦を行えば、オフライン(同じ場所)での対戦であっても、全員分のスタッツがサーバーに送信され、翌朝のレーティング更新の対象になります。

ちなみに、家族で共有しているタブレットなどを使う場合、いちいちログインし直すのが面倒なら、事前に「サブアカウント」として家族のアカウントを登録しておくと、スムーズに切り替えができて便利ですよ。

ダーツライブホームのレーティングを上げる練習法

仕組みがバッチリわかったところで、次はいよいよ実践編です。どうすれば自宅練習で効率よくレーティングを上げていけるのか、具体的な考え方や練習メニューについて、私の経験も交えながらお話しします。自宅という「誰にも見られない環境」を最大限に活かすことが鍵になります。

フェニックスとのレーティング換算と違い

ダーツバーに行くと、「ダーツライブ」のマシンだけでなく、「フェニックス(PHOENIX)」のマシンが置いてあることも多いですよね。「フェニックスだとAフライトなんだけど、ライブだとBBフライトなんだよね」といった会話を耳にしたことはありませんか?実はこの2機種、レーティングの出し方が微妙に異なります。

最大の違いは、先ほど解説した「80%スタッツ(ライブ)」「100%スタッツ(フェニックス)」かという点です。

機種 スタッツ算出方法 特徴と傾向
ダーツライブ 80%スタッツ 勝負が決まる直前までのデータ。純粋な削り合いの力を重視するため、数値は比較的高く出やすい傾向がある。
フェニックス 100%スタッツ ゲーム終了までの全データ。上がりの難しさも数値に含まれるため、スタッツ数値自体はライブより低くなることが多い。

フェニックスは100%スタッツを採用しているため、上がりに苦戦したデータも全て平均に含まれます。そのため、同じ実力でもPPDやMPRの数値自体はフェニックスの方が低く出ることが一般的です。

ただし、レーティングの階級(フライト)の区分け基準も異なるため、「フェニックスの方がフライトが出やすい(甘い)」と感じる人もいれば、逆の人もいます。換算表などはネット上にたくさんありますが、あくまで目安程度に留めておくのが良いでしょう。「ライブは削りの練習、フェニックスは上がりの練習」といったように、それぞれの特性を理解して練習課題を変えるのも、上級者への近道です。

初心者の目標レーティング数値と中級者の基準

脱初心者(Rt.4-5)と中級者の壁(Rt.6-9)を目指すためのスタッツ目安と意識すべきポイント

これからダーツを本格的に練習するぞ!という方は、漠然と投げるのではなく、明確な数値目標を持つことが大切です。ステップアップの目安として、以下の基準を参考にしてみてください。

第1目標:脱初心者(Cフライト卒業) ⇒ レーティング 4〜5

まずはここを目指しましょう。レーティング4〜5になるためには、PPDで50点前後が必要です。これは「3本投げたら、少なくとも2本はナンバー(得点エリア)に入り、1本はトリプルやダブルなどの高得点エリアに絡むことはないが、大きく外すことも減ってきた」というレベル感です。

この段階では、ブル(中心)を狙うのも大切ですが、まずはボードの下半分や上半分といった「エリア」に確実に集めるグルーピングの基礎を作ることが重要です。

第2目標:中級者入り口(Bフライト) ⇒ レーティング 6〜9

ここが多くのプレイヤーにとって最初の大きな壁になります。レーティング6(Bフライト)に乗るためには、PPD 60点、MPR 2.1程度が必要です。これは「3本中1本は確実にブルに入る」「クリケットでシングルキープ(毎ラウンド最低1マーク)は当たり前」という安定感が求められます。

Bフライトになれば、ダーツバーなどでも「お、ちゃんと投げられる人だな」と認識され始めます。カウントアップで言うと、平均して500点〜600点が安定して出せるようになると、この領域に入ってきます。

レーティング15に必要なブル率とキープ力

さらにその先、上級者の中でもトップクラスであるAAフライト、「レーティング15」の世界を目指すとなると、求められるレベルは一気に跳ね上がります。

レーティング15に必要なスタッツは以下の通りです。

  • PPD:約109.0点以上
  • MPR:約4.00以上

PPD 109点というのは、3本投げた合計が常に100点を超え続ける計算です。ブル(50点)に2本入れば100点ですから、「3本中2本はブルに入れる(ハットトリック未遂)」くらいの精度を、何ゲームも何時間も維持し続けるキープ力が必須となります。

また、MPR 4.00というのは、毎ラウンド平均4マークです。つまり「トリプル+シングル」で4マークを毎ラウンド出し続ける必要があります。ここまで来ると、単なる技術だけでなく、集中力を切らさないメンタルや、長時間のプレイに耐えうる体幹の強さなど、アスリートとしての側面も重要になってきます。自宅練習でも、ただ漫然と投げるのではなく、「絶対に3ラウンド連続でハットトリックを出すまで終わらない」といった、自分にプレッシャーをかける練習が必要になるでしょう。

有料プラン加入で利用できる詳細なデータ分析機能

80%スタッツと100%スタッツを比較して上がりの弱点を可視化する機能の紹介

ダーツライブホームには、無料でも十分楽しめますが、本気で上手くなりたい人のために「プレミアム+(プラス)」という有料プランが用意されています。月額数百円かかりますが、ここで見られるデータは練習の質を劇的に変える可能性を秘めています。

プレミアム+で解放される機能

  • 100%レーティング / 100%スタッツ
    通常の80%スタッツだけでなく、ゲーム終了までの全データに基づいた「真の実力」が見られます。80%と100%の数値の乖離(ギャップ)を見ることで、「削りは良いけど詰めが甘い」といった自分の弱点が丸裸になります。
  • 1Dayレーティングの推移グラフ
    「現在のレーティング」だけでなく、「その日のレーティング」が折れ線グラフで確認できます。「昨日はRt.12だったけど、今日はRt.9だった」という日ごとの調子の波(バイオリズム)を把握することで、好不調の原因分析がしやすくなります。
  • 録画機能の拡張
    自分のスロー動画を保存できる機能などが強化され、フォームチェックに役立ちます。

特に「100%スタッツ」は、フェニックスなど他のマシンでの実力換算にも役立ちますし、何より自分の「フィニッシュ力」のなさを突きつけられるので(笑)、上達へのモチベーションになりますよ。

ダーツライブホームのレーティングに関するよくある質問

ダーツライブホームのレーティングを上げるコツ

集弾(RANGE)の意識、緊張感の導入、環境作りという3つの上達ポイント

最後に、私が実践してきた「自宅練習で効率よくレーティングを上げるためのコツ」をまとめてお伝えします。

1. 「RANGE(レンジ)」を意識したグルーピング練習

ダーツライブホームのアプリには、着弾点がブルの中心からどれくらいズレているかを数値化した「RANGE」という指標があります。PPDやMPRといった「結果」を追う前に、まずはこの「RANGE」を小さくすることに集中してください。狙った場所に3本集める技術(グルーピング)が向上すれば、結果としてスタッツは後からついてきます。

2. オンライン対戦で「緊張感」を取り入れる

家で投げていると、どうしてもリラックスしすぎて「投げやり」になりがちです。それを防ぐために、定期的に「ライブマッチ」でオンライン対戦を行いましょう。見知らぬ誰かとリアルタイムで対戦する緊張感は、お店での試合に近いメンタル状態を作ってくれます。「家では上手いのに店では下手(家弁慶)」を脱却するには、家でも緊張感を持つことが不可欠です。

3. 環境をお店に近づける

些細なことですが、練習環境をお店に近づけることも効果的です。「ダーツライブホームはうるさい?防音・防振対策で静かに楽しむ方法」の記事でも触れましたが、スローラインの距離をメジャーで正確に測ることはもちろん、部屋の照明を明るくしてボードを見やすくしたり、本番と同じ靴を履いて投げたり(靴の底の厚さ分、目線の高さが変わるため)することで、実戦とのギャップを最小限に抑えられます。

レーティングはあくまで数字ですが、自分の成長を目に見える形で教えてくれる大切なパートナーです。数字に一喜一憂しすぎず、昨日の自分を超えることを楽しみに、今日も自宅でダーツを投げましょう!

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