
こんにちは。「ブルくま」です。ダーツを家で練習したいけれど、家での練習に最適なアプリや、どうしても気になってしまう「うるさい」という騒音問題、さらにはダーツボードを自宅に設置する方法など、悩みは尽きないですよね。
賃貸マンションだからと諦めかけていたり、100均のアイテムを使って少しでも費用を抑えたいと考えている方も多いのではないでしょうか。また、初心者向けの基礎からプロも実践するような本格的な内容まで、一人でできる効果的な練習メニューを知りたいという声もよく耳にします。
ボードや矢の選び方、ゲームの種類、パーティーでの楽しみ方、セット商品の購入、壁掛けの方法、プレゼント選び、ブルーなどのカラー展開、18インチのサイズ感など、検討すべきポイントは山積みです。
家用の練習場所として自分の部屋をどう改造するか、限られた場所でどう楽しむか、そんな疑問を抱えるあなたのために、この記事を書きました。
この記事でわかること
- 賃貸でも安心して設置できる静音性の高いボードやスタンドの選び方
- 100均グッズを活用した低コストな防音対策と設置のアイデア
- 一人でも効率よく上達するための具体的な練習メニューとアプリ活用術
- 初心者が知っておくべきマナーやスコアアップの目安となる目標設定
ダーツの家練習環境を作るボードと設置方法
自宅でダーツを投げる環境を作るには、まず部屋の状況に合わせた道具選びと設置場所の確保が欠かせません。「音」と「スペース」の問題をクリアすれば、誰にも気兼ねなく投げられる最高の練習場が完成しますよ。ここでは、ボードの選び方から賃貸でもできる設置の工夫まで、詳しく解説していきますね。
自宅におすすめのダーツボードとセット選び

家で練習するためのダーツボード選びで一番大切なのは、「静音性」と「通信機能」のどちらを優先するかという点です。これは住環境や練習の目的によって正解が変わってくるので、それぞれの特徴をしっかり理解して選びましょう。
もし、あなたが壁の薄いマンションやアパートに住んでいて、隣や上下の階への音が少しでも心配なら、迷わず「DARTSLIVE-ZERO BOARD(ダーツライブゼロボード)」のような静音特化型のボードをおすすめします。
これは電子機能がない分、ダーツが刺さった時の音が驚くほど静かで、夜間の練習にも向いているんです。セグメント(盤面)の裏に振動を吸収するクッション材が入っていて、「バチン!」ではなく「トスッ」という低い音しか鳴りません。私自身、これに変えてから夜中でも気兼ねなく投げられるようになりました。
一方で、一人で投げるのは寂しい、モチベーションを保ちたいという方には、スマホやタブレットと連動して世界中のプレイヤーと対戦できる「GRAN BOARD(グランボード)」シリーズなどがぴったりです。
Bluetoothでスマホと繋ぐと、アプリ画面で派手な演出が出たり、スコア計算を自動でやってくれたりと、まさにお店で投げているような感覚を楽しめます。「今日は調子が良いから、海外のプレイヤーと対戦してみよう!」なんてことも家で簡単にできるのは革命的ですよね。
| 重視するポイント | おすすめのボードタイプ | 具体的なメリット |
|---|---|---|
| 静かさ最優先 | DARTSLIVE-ZERO BOARD ハードダーツボード |
衝撃音が極めて小さい。電源不要でどこでも設置可能。 |
| 楽しさ・対戦 | GRAN BOARD 3s DARTSLIVE Home |
アプリ連動で対戦が可能。スコア自動計算で楽。 |
| コスト重視 | 非電子ソフトボード | 安価だが音が大きい場合が多いので注意が必要。 |
また、これから始める初心者さんには、ボード単体で買うよりも、スタンドや予備のダーツ、マットなどが全て揃った「スターターセット」を購入するのが一番お得で迷いがありません。個別に買うと「あれ?サイズが合わない」なんてトラブルも起きがちですが、セットならその心配も無用です。
賃貸で安心なボード設置法と100均活用術

「賃貸だから壁に穴を開けられない」という悩み、とてもよく分かります。でも大丈夫です。壁に釘を打たなくても、ダーツボードは設置できるんです。諦める前に、いくつかの方法を試してみましょう。
最も定番で安心なのは、突っ張り棒式のポールスタンドを使う方法です。これなら床と天井で突っ張るだけなので、壁を傷つけずに済みますし、設置面積も少ないので部屋が狭くなりません。ただ、専用のポールスタンドは少しお値段が張ることもありますよね。
そこでもっと手軽に、低予算で済ませたい場合におすすめなのが、網状のワイヤーネット(メッシュパネル)と突っ張り棒を組み合わせるDIY設置です。ホームセンターや大きめの100均で材料を揃えられます。
100均アイテムを活用した設置手順
- 天井と床を突っ張れる強度の高い突っ張り棒を2本用意し、ボードの幅に合わせて設置します。
- その2本の間に、大きめのワイヤーネットを結束バンドでガッチリと固定します。
- ワイヤーネットの中心(床から173cmの高さ)に、ボードを掛けるためのフックやネジを取り付けます。
- ボードを設置して完成!
ここでさらに活躍するのが100均の防音グッズです。ボードの裏側に響く音を抑えるために、100均で売っている「耐震マット(ジェルマット)」や「メラミンスポンジ」をボードと金具の間、あるいはボードの裏面とワイヤーネットの間に挟んでみてください。
これだけで、ダーツが刺さった時の衝撃が分散され、振動がかなり吸収されます。また、ワイヤーネットにS字フックをかけて、交換用のチップやダーツケースを吊るせば、立派なダーツ専用収納スペースにも早変わりしますよ。
注意点
突っ張り棒や自作スタンドを使用する際は、必ず天井や床の強度を確認してください。石膏ボードの天井など、強度が足りない場所で強く突っ張ると天井が抜ける可能性があります。また、地震対策として定期的に緩みがないかチェックしましょう。
家練に最適なスタンドと設置スペース確保

快適に投げるためには、十分なスペースが必要です。「意外と場所を取るな」と感じるかもしれませんが、ここを適当にすると変なフォームが身についてしまうので、最初にしっかり測りましょう。
ソフトダーツの場合、公式ルールでボードの表面からスローライン(投げる位置)までの距離は244cmと決まっています。ボードの中心(ブル)の高さは床から173cmです。ダーツの道場『ダーツのルール』
ただ、ギリギリ244cmあればいいというわけではありません。スタンスを取るためのスペースや、投げた後にバランスを崩しても大丈夫なように、スローラインの後ろにさらに50cm〜1mくらいの余裕があると安心ですね。つまり、部屋の壁から約3mちょっとの奥行きがあれば理想的かなと思います。
設置が完了したら、念のために「ブルの中心からスローラインまでの斜めの距離(対角線)」も測ってみてください。ここが299cmになっていれば、高さも距離も完璧に合っている証拠です。これがズレていると、お店で投げた時に「あれ?距離感が違う」となってしまうので要注意です。
| タイプ | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| ポールタイプ (突っ張り) |
場所を取らず部屋が広く使える。設置や移動が比較的簡単。 | 構造上、ダーツが刺さった瞬間にボードが少し揺れることがある。天井の強度が必要。 |
| ラックタイプ (自立式棚) |
4本脚で安定感があり揺れにくい。棚に荷物を置けるので収納家具としても優秀。 | 部屋のスペースを圧迫する。組み立てが少し大変で、一度置くと移動が面倒。 |
近所迷惑にならない防音・静音対策ポイント

家練習で一番のハードルとなるのが騒音トラブルです。特に集合住宅では死活問題ですよね。ダーツの音には「刺さる音(衝撃音)」と「伝わる音(振動音)」の2種類があり、それぞれに対策が必要です。
まず、「刺さる音」については、先ほど紹介した静音性の高いボードを選ぶのが一番の近道ですが、さらにボードの裏側の空洞(セグメントの裏)に「エアコン配管用のパテ」を詰め込むという有名な裏技もあります。
ホームセンターで数百円で売っている粘土のようなパテを隙間なく詰めることで、ボード自体の質量が増し、プラスチックが反響する「パン!」という高い音が、「トスッ」という重く低い音に変わります。(※ただし、ボードが重くなるのでスタンドの耐荷重に注意し、分解改造は自己責任で行ってくださいね!)
次に、厄介なのが「振動音」への対策です。これは壁や床を伝って隣や下の階に響く「ドスン」という音です。ボードを設置しているスタンドや壁から床へ振動が伝わらないよう、スタンドの足元には必ず防振ゴムや耐震マットを敷きましょう。
さらに、ダーツが弾かれて床に落ちた時の「ガチャン!」という音もかなり響くので、スローライン周辺には厚手のヨガマットやカーペットを敷くことを強くおすすめします。これは床の保護にもなるので必須アイテムと言えます。
補足:時間帯もマナーのうち
いくら完璧に対策をしても、物理的に物をぶつけている以上、完全に無音にはなりません。特に深夜は静まり返っているので、小さな音でも響きます。夜21時以降は投げない、朝は少し遅めにするなど、近隣の方への配慮を忘れないことが、トラブルなく長く家練を楽しむ最大の秘訣です。
マイダーツの選び方と刺さらない時の対処法

家での練習用にマイダーツを用意するなら、最初は投げやすさを重視して選んでみましょう。初心者の方には、持つ部分(バレル)が少し太めで、握りやすいトルピード型がおすすめです。重心が分かりやすく、軽い力でも綺麗に飛んでくれます。
そして、家練習で頻発する悩みが「ダーツがボードに刺さらない」という現象です。これにはいくつか原因があります。
- ボードのセグメント(穴)が摩耗している: 長く使っているとボードの穴が広がったり、逆に折れたチップが詰まったりして刺さりにくくなります。消耗部品なので、あまりに酷い場合は交換を検討しましょう。
- チップが合っていない: ボードとチップには相性があります。特に安いチップは硬すぎて弾かれやすい傾向があります。「L-style(エルスタイル)」のPremium Lip pointなどの高品質なチップに変えるだけで、驚くほど刺さりが良くなることがありますよ。
- 矢の飛びに力がない: フォームが安定せず、矢が暴れてボードに対し斜めに当たっていると弾かれやすくなります。また、軽すぎるダーツ(ハウスダーツなど)を使っている場合も、刺さる力が弱くなりがちです。
刺さらずに弾かれると「ガシャン!」と大きな音がして床も傷つきますし、何よりストレスが溜まります。チップを新品の少し良いものに変えてみるだけでも劇的に改善することが多いので、ぜひ試してみてくださいね。
ダーツの家練習で上達する効果的なメニュー
環境が整ったら、次はいよいよ練習です。「ただなんとなく投げているだけ」では、なかなか上達しません。ここでは、アプリを活用した楽しい練習法から、プロも意識している地味だけど効果絶大な基礎練習まで、家だからこそできる上達への近道をご紹介します。
家練習が楽しくなるダーツアプリ活用法

一人で黙々と投げ続けるのは、ストイックで格好いいですが、正直言って飽きちゃいますよね。モチベーションを維持するためには、文明の利器、ダーツアプリをフル活用しましょう。
特に「GRAN BOARD」などのアプリ連動型ボードには、「アニマルバトル」のようなCPU対戦機能がついています。これはAIの動物たちと01やクリケットで対戦できるモードで、相手の強さ(レベル)を細かく設定できます。
「レベル3なら余裕だけど、レベル4にはギリギリ負ける」くらいの絶妙なレベルに設定して対戦すると、程よい緊張感の中で練習できます。勝った時の喜びもひとしおです。
また、自分の投げたデータを自動で記録してスタッツ(成績・レーティング)を可視化してくれるのもアプリの大きなメリットです。「先週よりブルに入る確率(Bull率)が上がった!」「3投の合計点(PPR)が伸びてきた」と数字で成長が見えるようになると、毎日の練習が楽しみになりますよ。
一人でも上達できる効果的な練習メニュー

私が初心者の頃にやっていて、一番効果を感じたメニューを紹介します。それは「グルーピング練習」です。
これは、狙った場所に「入れる」ことよりも、3本の矢を「一箇所に集める」ことに集中する練習です。例えばブルを狙って投げたとして、もし1本目が大きく外れてトリプル20の近くに刺さったとします。そうしたら、2本目と3本目はブルを狙うのをやめて、あえてその「外れた1本目」に当てるつもりで近くに投げ込むのです。
なぜグルーピング練習が良いの?
3本がバラバラの場所に刺さるより、たとえ狙った場所から外れたとしても3本が固まっている方が「同じフォームで同じ力加減で投げられている」という証拠だからです。ダーツで最も重要なのは再現性です。まずは同じ場所に投げられる技術(グルーピング力)を高めることが、結果として狙った場所に入れられるようになる上達への第一歩になります。
初心者脱出の基礎練習方法とフォーム作り

家なら誰にも見られていないので、フォーム作りにとことん時間をかけられます。そこでおすすめなのが、「鏡を使ったシャドースロー」です。
ダーツを持たずに(あるいは持ったつもりで)、鏡の前に立って構えてみてください。そして自分のフォームを客観的にチェックします。「テイクバックした時に肘が下がっていないか」「顔に近づきすぎていないか」「腕を真っ直ぐ振れているか」「フォロースルーの手首の形は綺麗か」。これらを自分の目で確認しながら、ゆっくりと素振りを繰り返します。
実際にボードに向かって投げ始めると、どうしても「入れたい!」という欲が出てしまい、無理な力が入ってフォームが崩れがちです。投げる前の準備運動として、1日5分でもこのシャドースローを取り入れるだけでも、変な癖がつくのを防ぎ、綺麗なフォームが身につきますよ。
また、タオルを持って投げる真似をする「タオル練習」も、手首のスナップと脱力の感覚を掴むのに最適です。
プロも実践する本格的スキルアップ練習法

さらにレベルアップしたい中級者以上の方には、「クリケットナンバー限定のラウンド・ザ・クロック」がおすすめです。
通常のラウンド・ザ・クロックは1から20まで順番に入れていきますが、これを実戦(クリケット)で頻繁に使うナンバー(20, 19, 18, 17, 16, 15, ブル)だけに絞って重点的に練習します。
これだけでも密度が濃いですが、さらに自分にプレッシャーをかけるために、「トリプルに1本入るまで次のナンバーに進めない」とか、「3本中2本シングルに入らないとクリアできない」といった厳しい縛りを設けてみてください。
プロ選手も、ただ漫然と投げるのではなく、常に「この1本を外したら負け」「ここで入れれば優勝」というようなシチュエーションを具体的にイメージして練習しています。家というリラックスできる環境の中で、いかに自分自身で緊張感を作れるか。それが、外での試合の強さに直結してくるんですね。
初心者が目指すべき平均点数とスコアアップの目安

「自分は今どれくらいのレベルなんだろう?」「初心者はまず何点を目指せばいいの?」と気になりますよね。一つの目安として、ソフトダーツの代表的なゲーム「カウントアップ(Count-up)」の点数を指標にしてみましょう。これは8ラウンド(24投)投げて合計点を競う単純なゲームです。
| 300〜400点 | 初心者レベル。まずはここを安定して出せるように練習しましょう。矢がボードにしっかり刺さるようになれば自然と届く点数です。 |
| 500点前後 | 脱初心者(Cフライト〜Bフライト)。ブルに時々入るようになってくるとこの点数が見えてきます。多くの人が最初の目標にする壁ですね。 |
| 700点以上 | 上級者(Aフライト)。高い頻度でブルを捉えています。ここまで来れば、ダーツバーでも一目置かれる存在になれますよ。 |
まずは平均して500点を出せるようになることを目標に頑張ってみましょう!この「500点の壁」を超えると、ダーツのコントロールが自分の思い通りになり始め、競技としての面白さが一気に深まってきます。
ダーツの自宅練習に関するよくある質問

ダーツの家練習の暗黙のルールとまとめ

最後に、家で練習する際に知っておきたい、自分自身への「暗黙のルール」をお伝えします。それは、「調子が悪い時や疲れた時は、勇気を持ってスパッとやめる」ことです。
ダーツバーなどのお店では時間やお金の制約がありますが、家だと無料であるがゆえに際限なく投げられてしまいます。しかし、疲れて集中力が切れた状態で、入らないイライラを抱えながら投げ続けても、良いことは一つもありません。
むしろ、崩れたフォームを体に覚え込ませてしまったり、肘や手首を痛める原因になったりします。「今日は調子が悪いから10分で終わり!」と決める判断力も、上達するために必要なスキルの一つです。
ダーツの家練習は、工夫次第で最高の趣味の時間になります。騒音対策などのマナーを守りつつ、自分だけの秘密基地でコツコツ腕を磨いて、次に友達と遊ぶ時に「あれ?なんか凄く上手くなってない!?」と驚かせちゃいましょう!
※免責事項
本記事で紹介した設置方法や防音対策は一般的な一例です。建物の構造や契約内容によっては実施できない場合があります。特に賃貸物件での設置や改造は、原状回復義務などを考慮し、最終的な判断はご自身の責任で行ってくださいね。