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【2026】マイダーツおすすめ診断!初心者が選ぶべき最強の1本は?

【2026】マイダーツおすすめ診断!初心者が選ぶべき最強の1本は?

こんにちは。初心者のためのダーツ練習方法、運営者の「ブルくま」です。「そろそろ自分専用のマイダーツが欲しいけど、おすすめはどれ?」と検索して、膨大な種類のメーカー名や『タングステン』といった専門用語に圧倒されていませんか?

実は、ドンキで手軽に買える安いセットから、中級者や上級者が愛用する有名メーカーの本格派モデルまで、ダーツの世界は驚くほど奥が深いのです。

特に、初心者が上達するために最適な重さの基準や、女性プレイヤーに人気のかわいい・おしゃれなデザインの選び方、さらには知恵袋などでよく議論される「ブランドごとの特徴」など、購入前に知っておくべきポイントは山ほどあります。

今回は、バレル(金属部分)だけでなく、フライトやシャフト、持ち運びに便利なケースのおすすめまで含めて、絶対に失敗しない選び方を私が徹底解説します。自分にぴったりのストレートやトルピードを見つけて、一緒にダーツを楽しみましょう。

記事のポイント

  1. タングステンとブラスの違いや初心者におすすめの素材
  2. 自分の投げ方に合った重さや形状の選び方と基準
  3. コスパ最強のセット商品やドンキで買う際の注意点
  4. 女性向けや中級者向けなど目的別の人気モデル紹介

初心者向けマイダーツおすすめの選び方と基礎

初心者向けマイダーツおすすめの選び方と基礎

まずは、自分に合った相棒を見つけるための基本的な選び方から見ていきましょう。素材や重さ、形の違いを論理的に知るだけで、ダーツの飛びや上達スピードは劇的に変わりますよ。

初心者こそタングステン素材のバレルを選ぶべき理由

初心者こそタングステン素材のバレルを選ぶべき理由

ダーツ選びで最初にぶつかる最大の壁が「素材」の違いですね。結論から強く申し上げますが、これからダーツを本気で楽しみたい初心者の皆さんには、絶対に「タングステン」素材のマイダーツをおすすめします。

お店やネットショップを見ると、1,000円〜2,000円程度で買える安価な「ブラス(真鍮)」のダーツもたくさん売っています。安くて手軽なので魅力的に見えますが、実はブラス素材は「比重(密度)」が軽いという特徴があります(真鍮の比重は約8.4〜8.7 g/cm³)。そのため、ダーツとして投げやすい重さ(16g〜18g)を出そうとすると、どうしても体積を大きくする必要があり、結果としてバレルが「太く」「長く」なってしまうのです。

一方で、推奨するタングステンは、金と同じくらい重いレアメタル(比重は約19.3 g/cm³)です。この圧倒的な密度の高さのおかげで、同じ重さであってもブラスに比べて「細くて短い」スマートなバレルを作ることができます。この「細さ」が、ダーツの上達において何よりも重要な武器になります。

ダーツが上達してくると、ブル(中心)や20のトリプルエリアといった狭い場所に、3本のダーツを密集させる「グルーピング」という技術が必要不可欠になります。

その時、もし太いブラスダーツを使っていると、1本目や2本目のダーツに後から投げたダーツがガチャンとぶつかってしまい、弾かれて床に落ちる「バウンスアウト」のリスクが非常に高まるんです。これではせっかくの良いショットが得点になりません。

タングステンのように細いバレルなら、先行したダーツの隙間に滑り込むように入ってくれるため、物理的に得点力が向上するのです。また、タングステンはその金属としての「硬さ」も魅力の一つです。

ダーツ同士が激しくぶつかり合っても傷つきにくく、カット(刻み)が長持ちするため、長く愛用できる耐久性があります。ブラスダーツは柔らかい金属なので、使っているうちに表面のカットがすぐに削れて丸くなってしまい、指へのグリップ感が短期間で変わってしまうことが多いんです。初期投資は数千円高くなりますが、買い替え頻度を考えればコスパも悪くありません。

タングステンバレルには「含有率」というグレードがあり、一般的には「80%」「90%」「95%」といった数値で表されます。数値が高いほど純度が高く、より細く作れる高級モデルになりますが、初心者のうちはそこまで高価なハイエンドモデルに手を出す必要はありません。

まずはタングステン含有率が「80%〜90%」のエントリーモデルを選ぶのが正解です。これなら価格も4,000円〜6,000円程度に抑えられ、性能と価格のバランスが一番良い「黄金比」のスペックと言えます。

ここがポイント!
最初の1本は、タングステン含有率が「80%〜90%」のエントリーモデルを選ぶのが正解です。価格と性能のバランスが一番良いですよ。

予算別の選び方や、安すぎるダーツのリスクについては、以下の記事でさらに詳しく解説しています。

参考マイダーツの値段相場は?初心者向け選び方ガイド

「マイダーツの値段は一体いくらくらい?」「ダーツの矢の値段相場や平均価格が知りたい」と考えていませんか。ダーツを始めたばかりの初心者の方にとって、自分に合ったマイダーツの選び方は大きな悩みの一つです。 ...

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投げやすさに直結する重さの基準と選び方

投げやすさに直結する重さの基準と選び方

「重さなんて数グラムの違いでしょ?どれも同じじゃないの?」と思うかもしれませんが、実はここがダーツのコントロールを左右する一番重要な要素だったりします。マイダーツのおすすめの重さは、ズバリ「バレル単体で16.5g〜18.0g」が黄金の基準になります。

まず、軽すぎるダーツ(例えば14g以下の古いブラスダーツやハウスダーツなど)には注意が必要です。軽い物体を遠くに飛ばそうとすると、人間はどうしても腕を速く振ったり、手首のスナップを強く効かせたりしてしまいがちです。

これを「手投げ」と呼びますが、ダーツの重みを感じられない状態で力任せに投げると、フォームが安定せず、再現性が低くなります。また、軽いダーツはエアコンの風や空気抵抗の影響をダイレクトに受けやすく、少しの指先の狂いがそのまま大きな軌道のズレに繋がってしまうため、初心者にはコントロールが難しいのです。

逆に、20gを超えるような重すぎるダーツにもリスクがあります。重いダーツは一度軌道に乗れば安定して飛びますが、その重さを制御するための基礎筋力や手首の使い方ができていない初心者が無理に投げると、手首や肘(ダーツ肘)を痛める原因になります。

また、重さに負けてダーツの先端が下がってしまったり、リリースのタイミングが遅れたりしてフォームが崩れることもあります。その点、18g前後(バレル単体重量)であれば、適度なズッシリとした重量感があるため、腕の振りの重さを利用して「楽に」飛ばす感覚を掴みやすいんです。これは、野球のボールを投げる感覚に近いかもしれません。

「腕を振れば、その遠心力で勝手にダーツが飛んでいく」という感覚を養うのに最適な重さなのです。重さをしっかり感じることで、リリース(指から離す瞬間)のタイミングも掴みやすくなります。実際に私が初めて買ったマイダーツも18gのモデルでした。

それまでお店にある軽いハウスダーツしか投げたことがなかった私は、初めて18gのタングステンダーツを持った瞬間に「あ、中身が詰まってる」と感じ、投げた瞬間に「ダーツが自分の意思を持って飛んでいく」ような感覚があって感動したのを覚えています。余計な力を入れなくても、ボードにズドン!と力強く刺さる感覚は、マイダーツならではの快感ですよ。

もし迷ったら、多くのプロモデルやエントリーモデルで採用されている標準的な18gからスタートしてみるのが一番失敗が少ないかなと思います。ちなみに、ソフトダーツの重さ表記には「バレル単体の重さ」と「セッティング重量(フライトやシャフトを含んだ総重量)」の2種類があるので、購入時はどちらの表記か確認しておくと安心ですね。基本的には「バレル単体で16.5g〜18.0g」を目安に探せば間違いありません。

ちなみに、公式な競技大会などでは、ダーツの重量や長さに明確な制限ルールが設けられています。初心者のうちから標準的な重さに慣れておくことは、将来的なステップアップのためにも重要です。(参照:公益社団法人 日本ダーツ協会

初心者におすすめの形状はトルピード?ストレート?

初心者におすすめの形状はトルピード?ストレート?

バレルの形(アウトライン)には大きく分けて「トルピード(魚雷型)」と「ストレート(棒型)」の2種類が存在します。これも結論から言っちゃいますが、初心者のうちは「トルピード型」が圧倒的におすすめです。

トルピード型は、先端から後方にかけて膨らみを持ち、まさに魚雷(Torpedo)のような形状をしています。この形状が初心者に向いている最大の理由は、「グリップ位置のガイド機能」にあります。

トルピード型は持つ部分(グリップエリア)が少し膨らんでいるか、指にフィットするようなテーパー(傾斜)がついているため、ダーツを持った瞬間に「ここを持ってね」とダーツ自体が教えてくれるような感覚があるのです。

初心者の方は、毎回同じ場所を握る(グリップする)のが難しく、持つ位置がズレてしまうことが多いのですが、トルピードなら指の感触だけで自然と同じ位置を握れるようになります。これを私たちは「グリップ迷子にならない」なんて言ったりしますね。

また、飛びの特性としてもトルピードは優秀です。トルピード型は重心が前方(前重心)にあるモデルが多く、投げた際にダーツの重心がターゲットに向かって引っ張られるような軌道を描きます。

イメージとしては、紙飛行機というよりはボールを投げる感覚に近く、腕の振りの力がそのままダーツに伝わりやすいんです。きれいな放物線を描いて安定して飛びやすいため、まだフォームが固まっていない初心者の方でも、気持ちよくボードに届かせることができます。

一方のストレート型は、バレル全体が均一な太さの細長い円筒形をしています。重心が中心にあることが多く、プレイヤーが加えた力がそのまま弾道に反映されるため、誤魔化しが効きません。綺麗に飛ばすには正確なリリース技術が必要で、リリースが乱れるとダーツが暴れてしまいます。

そのため、初心者には少し難易度が高いと言えます。ただ、バレルに膨らみがない分、グルーピング性能(密集させる能力)は最強です。上級者がこぞってストレートを使うのはこのためです。

まずはトルピード型で「ダーツを飛ばす感覚」と「安定したグリップ」を身につけ、上達してからストレート型へ移行するというステップアップが最も挫折しにくいルートです。

ストレート型はどうなの?
最近はプロの間でストレート型が流行っていますが、重心が中心にあって誤魔化しが効かないため、初心者には少し難易度が高いです。「どうしても憧れの選手のモデルを使いたい!」という情熱がない限り、最初はトルピードで基礎を作るのが近道かなと思います。

届いてすぐ遊べる!初心者におすすめのダーツセット

届いてすぐ遊べる!初心者におすすめのダーツセット

「バレルがどうとか、フライトがどうとか、バラバラに選ぶのは難しすぎる!」という方には、必要な道具が全て揃ったセット商品が救世主です。特にコスパ最強なのが、イギリスの老舗メーカーHarrows(ハローズ)の「アサシン(Assassin)」シリーズです。

このアサシン、もう何十年も売れ続けている伝説的なロングセラーバレルなんですが、タングステン85%という本格的なスペックを持ちながら、実売価格が5,000円前後という驚異のコストパフォーマンスを誇ります。

形状は王道のトルピード型で、カット(刻み)はシンプルで癖のないリングカットを採用しています。指への掛かりすぎず抜けすぎない絶妙なバランスで、誰が投げても素直に飛んでくれるので、まさに初心者が最初に買うべき「教科書」のようなバレルと言われています。私自身も初心者の頃にお世話になりましたが、変な癖がつかなくて本当に投げやすいんですよ。

他にも、大手ダーツショップ(S-DARTSやダーツハイブなど)が出している「初心者フルセット」も非常に優秀です。これらは、バレルだけでなく、フライト、シャフト、チップといった必要なパーツが全て組み込まれているだけでなく、持ち運びに便利なダーツケースや、予備の消耗品まで一括でセットになっていることが多いんです。

例えば、S-DARTSの「999円セット(ブラス製)」や、ダーツハイブの「タングステン入門セット」などは、単品でちまちま揃えるよりも圧倒的に安く済みます。

「何を買えばいいかわからないけど、とりあえず失敗したくない」という方は、まずはこういった信頼できるショップのセット商品から入るのが一番の近道です。届いたその箱を開ければ、すぐにマイダーツデビューできるワクワク感はたまりませんよ。

特にセット商品は「セッティングのバランス」がプロによって考えられているので、パーツの相性で悩む必要がないのも大きなメリットです。

ドンキホーテの安価なダーツと専門店商品の違い

ドンキホーテの安価なダーツと専門店商品の違い

「ドンキに行けば安く買えるじゃん」と思いますよね。確かに、ドン・キホーテは深夜でも開いてるし、1,000円〜2,000円くらいの安いセットが手に入るので便利です。D.Craftの「ワイルドキャット」シリーズなど、安くてそこそこ使えるブラスダーツも売っていますし、消耗品が切れた時の緊急避難場所としては最高です。

ただ、ドンキで売られている安価なモデルは、そのほとんどが「ブラス(真鍮)」製です。先ほどもお話しした通り、ブラスは軽くて太いためグルーピングに不利で、本格的な練習には少し不向きな面があります。また、最大の違いでありデメリットなのが「試投(試し投げ)ができないこと」です。

ダーツ選びにおいて、実際に握ってみた感触や、投げた時の重心の感じ方は何よりも重要です。手の大きさや指の太さ、乾燥肌か脂性肌かによって、合うカット(刻み)は人それぞれ全く異なります。専門店であれば、ショーケースに並んでいる数百種類のダーツを実際に試投させてもらい、専門知識を持ったスタッフのアドバイスを受けながら自分に合った一本を選ぶことができます。「これだ!」という感覚は、投げてみないとわかりません。

しかし、量販店ではパッケージの外から眺めて選ぶしかありません。「パッケージの見た目はカッコいいけど、実際に握ってみたらツルツル滑って投げにくい…」「思ったより太くて指に余る…」といった失敗が起きやすいのが最大のリスクです。

もちろん、「続くかわからないから最初は一番安いのでいい!」という割り切りならドンキも全然アリです。でも、もし本気でダーツが上手くなりたいと思っているなら、最初は少し勇気を出してダーツショップに行くか、信頼できるネットショップでスペックやレビューをしっかり確認してタングステンモデルを選ぶのが、結果的に「安物買いの銭失い」にならずに済む方法かなと思います。

ここだけは注意!
専門店なら実際に投げて感触を確かめられますが、量販店ではパッケージを見て選ぶしかありません。「買ってみたけど滑って投げにくい…」なんてことにならないよう、本気で上達したいなら専門店やネットショップのタングステンモデルを選ぶのが、結果的に「安物買いの銭失い」にならずに済む方法かなと思います。

「じゃあ結局どこで買うのが一番いいの?」と迷っている方は、こちらの記事でショップごとのメリット・デメリットを比較しています。

参考マイダーツはどこで買うのが正解?初心者必見の選び方ガイド

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目的別マイダーツおすすめモデルと周辺グッズ

目的別マイダーツおすすめモデルと周辺グッズ

ここからは、女性向けや中級者向けなど、より具体的な目的に合わせたおすすめモデルや、揃えておきたい周辺グッズについて解説していきます。

女性プレイヤーに人気のかわいい・おしゃれなデザイン

女性プレイヤーに人気のかわいい・おしゃれなデザイン

最近は女性プレイヤーも増えていて、めちゃくちゃかわいいデザインのダーツがたくさんあるんです!機能性はもちろんですが、やっぱり見た目でテンションを上げるのも大事ですよね。マイダーツがお気に入りだと、練習に行くのも楽しくなります。

女性におすすめなのは、一般的な18gよりも「少し軽め(16.5g前後)」で、全長が「短め(ショートバレル)」のバレルです。

一般的な18gだと重すぎて腕が疲れてしまう方や、手が小さくて長いバレルだと持ちにくいという方には、全長が短い「ベリーショート」タイプや軽量モデルが推奨されます。少ない力でも鋭く飛ばせる設計になっているものが多いので、非力な方でもズドンと気持ちよく刺さります。

デザイン面では、通常のシルバーだけでなく、ピンクゴールドやブラックのコーティングがされたもの、美しい虹色に輝くレインボーカラー(オイルスリック)のバレルが人気ですね。

例えば、人気プロの森田真結子選手モデル(Target Prime Mayo)などは、見た目が華やかなだけでなく、性能もガチです。また、TIGAの「Emprechu(エンプレチュ)」シリーズ(坂口優希恵選手モデル)は、太めのトルピード形状で持ちやすく、重すぎない設計が女性に大人気です。

バレルだけでなく、フライトやシャフトの組み合わせで個性を出せるのもダーツの魅力です。L-styleなどのメーカーからは、サンリオキャラクターや人気アニメとのコラボフライトがたくさん出ています。

フライトを推しのキャラクターに変えるだけで、一気に自分だけのかわいいマイダーツになりますよ。自分だけの「かわいいセッティング」を作って、SNSにアップするのも楽しみの一つですね。

脱初心者を目指す中級者・上級者向けモデルの選び方

脱初心者を目指す中級者・上級者向けモデルの選び方

「そろそろハウスダーツは卒業して、もっとレベルアップしたい!」「今のバレルじゃ物足りない」という中級者の方は、ワンランク上のタングステン含有率90%以上のモデルに挑戦してみましょう。

このクラス(価格帯で言うと8,000円〜15,000円程度)になると、バレルメーカーのこだわりが詰まったモデルが増えてきます。カット(刻み)の加工がより精巧になり、指への吸い付き具合が全然違います。

例えば、Target社の「ピクセルカット」のように、縦横に複雑な溝を掘ることで多方向へのグリップ安定性を高めた技術などは、高価格帯ならではの特徴です。こういった特殊なカットは、手汗をかいても滑りにくい、あるいは指離れが良いなど、特定の悩みを解消してくれる機能を持っています。

また、自分の投げ方が固まってきたら、あえて難しい「ストレートバレル」に挑戦するのもアリです。ストレートは重心位置がシビアで誤魔化しが効きませんが、その分、膨らみがないためグルーピング性能は最強です。プロの試合を見ているとわかりますが、トッププレイヤーの多くがストレートバレルを使用しています。

AフライトやAAフライトを目指して、より高い精度で投げたいなら、ストレートバレルは強力な武器になります。最初は難しく感じるかもしれませんが、使いこなせた時の武器としての強さは別格です。

上級者やマニア向けには、タングステン95%以上のプレミアムモデルも存在します。これはもう工芸品のような領域で、極限まで細くしたり、逆に超重量級にしたりと、尖った性能を持っています。いきなりここに手を出す必要はありませんが、いつかは使ってみたい憧れのモデルとしてチェックしておくのもいいですね。

レベル 推奨素材 おすすめ形状 予算目安
初心者 タングステン80%〜 トルピード 5,000円〜8,000円
中級者 タングステン90% トルピード/ストレート 8,000円〜12,000円
上級者 タングステン95% 好みによる 12,000円〜

プロも愛用する人気ダーツブランド・メーカーの特徴

プロも愛用する人気ダーツブランド・メーカーの特徴

ダーツには「これを買っておけば間違いない」という定番ブランドがいくつかあります。それぞれの特徴を知っておくと選びやすくなりますよ。

  • Harrows(ハローズ): ダーツ発祥の地、イギリスの老舗メーカー。世界中で愛されており、特に初心者向けモデルのラインナップが豊富です。コスパ最強の「アサシン」はあまりにも有名。初心者への優しさはナンバーワンかも。
  • TARGET(ターゲット): 最新技術を使った高品質なバレルが多いイギリスのメーカーです。ピクセルカットなどの独自技術や、ダイヤモンドのような硬質コーティングなど、機能美を追求しています。デザインも洗練されていてカッコいい!
  • TRiNiDAD(トリニダード): 日本のトッププロが多く在籍する国内最大級のメーカー。日本人の手に合った設計で、種類も非常に豊富です。「プロモデル」と全く同じ形状・重さの「無地モデル」を安く販売するなど、ユーザー目線の展開も魅力です。
  • L-style(エルスタイル): 主にフライトやチップ、ケースなどの周辺パーツで圧倒的なシェアを誇る日本ブランド。特に「L-Flight(エルフライト)」や「Lippoint(リップポイント)」は、ダーツバーに行けば誰もが使っているほどの定番です。

定番の人気シリーズから自分に合う一本を見つける

定番の人気シリーズから自分に合う一本を見つける

「ブランドはわかったけど、具体的にどれ?」という方のために、絶対にハズさない定番シリーズを紹介します。これらは長年愛され続けている実績があるので、間違いがありません。

まず、初心者の王道はやっぱりHarrowsの「Assassin(アサシン)」シリーズです。特に「18g R」というモデルは、リングカットとトルピード形状のバランスが完璧で、ダーツの基礎を学ぶのに最適です。世界で一番売れているバレルと言っても過言ではありません。価格も手頃なので、最初の1本として最適解の一つです。

そして、国産で人気なのがDYNASTY(ダイナスティー)の「KATANA(刀)」入門シリーズです。これは名前の通り日本刀のような切れ味鋭い飛びが特徴で、タングステン80%を使用しながら6,000円台とお手頃価格を実現しています。特に「皐(Satsuki)」などのモデルは、強力なシャークカットが施されており、軽い力でもカッ飛んでいくような爽快感が味わえます。デザインも和風で渋くてカッコいいんですよね。

また、最近人気なのがTRiNiDADの「Gomez(ゴメス)」シリーズです。これは日本のレジェンドプレイヤー、山田勇樹(やんま〜)選手のモデルで、現在はType13や14まで進化しています。重めのストレートバレルなんですが、指に吸い付くようなカットと計算されたバランスで、初心者から上級者まで幅広いファンがいます。「プロと同じモデルを使っている」というだけで、モチベーションが爆上がりすること間違いなしです。

持ち運びに便利なダーツケースの機能とデザイン

持ち運びに便利なダーツケースの機能とデザイン

マイダーツを買ったら、それを守るケースも必須アイテムです。私のおすすめは、セッティングしたままスポッと収納できる「ドロップインタイプ」のケースです。

昔ながらの折りたたみフライトを使っているなら薄型のケースでもいいのですが、最近の主流である「成型フライト(L-FlightやFit Flightなど)」は、常に90度に開いた立体的な形をしているので、無理に潰すと変形して使えなくなってしまいます。

いちいちフライトを外して収納するのは、準備と片付けが面倒ですし、フライトの差込口が緩くなる原因にもなります。

そこで活躍するのがドロップインケースです。代表的なのがL-styleの「Krystal One(クリスタルワン)」です。プラスチック製の透明なケースで、ダーツの長さに合わせてボディパーツを連結・解除できる優れものです。非常に頑丈なのでカバンの中に放り込んでも安心ですし、中に好きな写真やイラストを入れて着せ替えも楽しめます。

他にもTRiNiDADの「Toy」など、安価で使いやすいドロップインケースがたくさんあるので、ぜひチェックしてみてください。首から下げるタイプや、腰にぶら下げるカラビナ付きなど、自分のプレイスタイルに合わせて選ぶのが楽しいですよ。

消耗品であるシャフトやフライトの予備も忘れずに

消耗品であるシャフトやフライトの予備も忘れずに

ダーツを投げていると、チップが折れたりフライトが破れたりするのは日常茶飯事です。ダーツバーで楽しく投げている最中にチップが全部なくなってしまって、泣く泣く購入…なんてことにならないよう、予備の消耗品は必ず一緒に買っておきましょう。

特にチップ(ボードに刺さる先端部分)は最も消耗が激しいパーツです。曲がったり折れたりしたチップを使い続けると、ボードを傷める原因にもなります。私のおすすめは圧倒的に「Premium Lip Point(プレミアムリップポイント)」です。

これ、本当にすごいんです。「緩みにくい」「折れにくい」「刺さりやすい」の3拍子が揃っていて、ストレスが激減します。少し値段は高いですが、安物を何度も買い換えるより結果的に安上がりです。詳しくはL-style公式サイトの製品情報(出典:L-style『Premium Lippoint』)なども参考にしてみてください。

シャフト(バレルとフライトを繋ぐ棒)も、ダーツが床に落ちた衝撃などで折れることがあります。最初は安価なナイロン製やプラスチック製でもいいですが、予算に余裕があれば「カーボン製」にしておくと最強です。

L-Shaft Carbonなどは非常に高強度で、まず折れません。初期投資は高いですが、長く使えるのでコスパは抜群です。予備パーツについては、ダーツの矢の名前から学ぶ!各パーツの役割と特徴の記事でも詳しく解説しているので、合わせて読んでみてください。

シャフト選びのコツ
シャフト(棒の部分)は、最初は折れやすいナイロン製でもいいですが、予算に余裕があれば「カーボン製」にしておくと、折れる心配がほぼなくなって結果的に安上がりになりますよ。

失敗しないために知恵袋などでよくある質問を確認

失敗しないために知恵袋などでよくある質問を確認

最後に、知恵袋などでよく見かける初心者の疑問にお答えしておきます。

自分に最適なマイダーツおすすめを見つけよう

自分に最適なマイダーツおすすめを見つけよう

ここまで読んでいただきありがとうございます。マイダーツ選び、少しイメージが湧いてきましたか?

最初は色々と迷うかもしれませんが、まずは「タングステン製」で「18g前後」の「トルピード型」を選んでおけば、大きな失敗はありません。そこから自分の好みに合わせて、デザインやブランドを選んでいくのが一番の近道です。

自分だけのマイダーツを手に入れると、ダーツがボードに刺さる音も、手ごたえも今までとは別物になります。「自分の道具」を持つことで愛着が湧き、練習にも熱が入るはずです。ぜひ最高の一本を見つけて、私と一緒にダーツライフを楽しみ尽くしましょう!

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