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ダーツのコツ完全ガイド!初心者が上達する持ち方・投げ方と練習法

2025年11月26日

こんにちは。初心者のためのダーツ練習方法、運営者の「ブルくま」です。ダーツを始めたばかりの頃って、なかなか狙ったところに飛ばなくて悩みますよね。私も最初はボードに届かなくて悔しい思いをしました。

「ダーツのコツ」を知りたくてWEB検索をしたり、知恵袋で相談したりする気持ち、すごくよく分かります。特に初心者のうちは、持ち方や投げ方の基本が分からず、女性だとパワー不足を感じたり、どうしても野球投げになってしまったりと、悩みは尽きないものです。

でも大丈夫、コツさえ掴めばブル(真ん中)にも入るようになりますし、効果的な上達練習法を取り入れれば劇的に上手くなります。「上達しない奴」なんて言わせないためにも、ここで正しい知識を身につけましょう。

記事のポイント

  1. 初心者でもすぐに実践できるダーツの基本的な持ち方と構え方
  2. 女性や力が弱い方でも楽に飛ばせるようになる脱力スローのコツ
  3. 狙った場所に投げるためのリリースポイントやブルの狙い方
  4. ダーツバーでのマナーや一人練習の楽しみ方など上達するための心得

目次

初心者が知りたい基本のダーツのコツとフォーム

まずは、ダーツを投げる上で土台となる「フォーム」や「持ち方」の基本から押さえていきましょう。ここが安定していないと、いくら練習しても狙いが定まりにくいものです。プロ選手であっても、不調の時は必ずこの「基本」に立ち返ります。それほど重要な土台部分ですので、一つずつ丁寧に確認していきましょう。

初心者におすすめの安定するダーツの持ち方

ダーツの持ち方(グリップ)は、プレイヤーによって千差万別です。プロの試合を見ても、鉛筆を持つように握る人もいれば、指先だけでつまむように持つ人もいます。しかし、初心者がまず意識すべき最大のコツは「無理なく重心を支える」ということです。

3フィンガーグリップの基本

最も推奨されるのは、親指と人差し指でダーツの重心を挟み、中指をバレル(金属部分)やチップ(先端)にかけて安定させる「3フィンガー」です。

指の本数 特徴 おすすめ度
2本(2フィンガー) 親指と人差し指のみ。リリース時の抵抗が少なく手離れが良いが、ダーツが上下にブレやすく安定させるのが難しい。 中級者向
3本(3フィンガー) 中指で下から支えることで、上下のブレを防げる。安定性と手離れの良さのバランスが最も良い。 初心者向
4本(4フィンガー) 薬指まで使う。抜群に安定するが、指が多い分、リリース時に引っかかってミスショットになりやすい。 個人差有

最初は3本から始めて、慣れてきたら自分の感覚に合わせて指を減らしたり増やしたりするのが、遠回りのようで一番の近道です。

力の入れ具合(グリッププレッシャー)

「ダーツがすっぽ抜けるのが怖い」という心理から、つい強く握りしめてしまう方が多いですが、これは逆効果です。強く握ると、リリース時に指が開くのが遅れ、ダーツが下に向かって叩きつけられるような軌道になってしまいます。

理想の力加減

誰かにダーツを引っ張られたら、スルッと抜けてしまうくらいの強さがベストです。「卵を割らないように持つ」「豆腐を崩さないように持つ」といったイメージで、指先の感覚を大切にしましょう。

また、毎回同じ位置を持つことも重要です。バレルの刻み(カット)を目印にして、「親指はここ、人差し指はここ」と決めておくことで、グリップの再現性が高まります。

ダーツを真っ直ぐ飛ばすためのスタンスと構え

次に足の位置、スタンスです。ダーツを真っ直ぐ飛ばすコツは、「スローラインに対してどう立つか」で決まると言っても過言ではありません。上半身がいかにリラックスしていても、土台となる下半身がぐらついていては、コントロールは定まりません。

初心者には「ミドルスタンス」が最適

スタンスには大きく分けて3種類ありますが、初心者の方には、スローラインに対して足を斜め(約45度)に出す「ミドルスタンス(スタンダードスタンス)」を強くおすすめします。

スタンスの種類と特徴

  • オープンスタンス(正面型):スローラインに対して正面を向いて立つ。両目でターゲットを見やすいが、腕を振る際に身体が左右にブレやすい。
  • クローズドスタンス(側面型):スローラインに対して真横を向いて立つ。身体の前後動が抑えられ安定するが、腰をひねる必要があり、窮屈に感じることがある。
  • ミドルスタンス(中間型):斜めに立つ。オープンとクローズドの良いとこ取りで、身体への負担が少なく、バランスが取りやすい。

まずはミドルスタンスから始めて、徐々に角度を調整し、自分が一番「楽に立てる」「長時間投げても疲れない」角度を探してみてください。

重心の掛け方

体重は、前の足(右投げなら右足)に8割~9割ほど乗せるのが一般的です。後ろ足はバランスを取るための支え程度と考えましょう。ただし、前のめりになりすぎて、つま先立ちのようになってしまうと不安定になります。足の裏全体、特にかかと側もしっかりと床につけ、どっしりと構えるイメージを持つと、身体の軸がブレにくくなります。

女性や力が弱い人でも飛ばせる脱力のコツ

「ボードまで届かない」「山なりになってしまう」という悩み、特に女性の方や、まだ筋力が発達していないお子さんからよく聞きます。しかし、ダーツは物理法則さえ味方につければ、腕力はほとんど必要ありません。実際、細身の女性プロプレイヤーでも、男性顔負けの鋭いダーツを投げています。

「投げる」ではなく「押し出す」イメージ

コツは「紙飛行機を飛ばすように投げる」ことです。野球ボールを投げる時のように、腕を大きく振りかぶって肩の力で投げるのではありません。

ダーツのスローイングは、「プッシュ」の動作に近いと言われます。セットアップ(構え)の位置から、肘を支点にして、前腕を倒し、その反動と腕の伸びを利用して「ポンッ」と前に送り出す感覚です。この時、ダーツの重さを指先で感じることができれば、最小限の力でボードまで届かせることができます。

脱力のリズムを作る

力を入れれば入れるほど、筋肉が硬直してスムーズな動き(キネティックチェーン)が阻害されます。脱力するためには、呼吸を意識するのが効果的です。

  • テイクバック(引く動作)で息を吸う
  • リリース(投げる動作)で息を吐く

このように呼吸と動作を連動させることで、余計な力が抜け、リラックスした状態でスローできるようになります。

悪い癖である野球投げの原因と矯正フォーム

ダーツ初心者が陥りやすい最大の落とし穴が、いわゆる「野球投げ」です。これは、ダーツを投げる瞬間に肘が大きく下がったり、身体全体を使って投げようとしてしまったりするフォームのことを指します。

野球投げのデメリット

リリースポイントが安定せず、ダーツが上下左右に暴れてしまいます。また、ダーツは非常に軽い物体なので、肩を使った全力投球を続けると、関節に過度な負担がかかり「ダーツ肘」などの怪我につながるリスクがあります。

肘を固定するイメージトレーニング

矯正するためのコツは、「肘を空中の見えない台に乗せる」意識を持つことです。完全に1ミリも動かさないというのは人体の構造上不可能ですが、「肘の位置をキープしよう」とする意識が重要です。

練習方法としておすすめなのが、壁の横に立って素振りをする方法です。壁に肘や肩が当たらないようにまっすぐ腕を振る練習をすることで、肘が外に開く癖を矯正できます。また、投げる手と反対の手で、自分の肘を下から支えながら投げてみるのも、肘の固定感覚を養うのに非常に有効です。

狙い通りに投げるためのリリースポイントの探し方

「狙ったところに行かない!」「毎回違うところに飛んでいく」という時は、ダーツを離すタイミング(リリースポイント)がズレていることがほとんどです。ダーツのコントロールにおける最重要項目と言っても過言ではありません。

リリースは「点」ではなく「ゾーン」

一般的に、リリースが早すぎるとダーツは上に飛び(すっぽ抜け)、遅すぎると下に突き刺さります。多くの初心者は「ここで離さなきゃ!」と一点でタイミングを合わせようとしますが、これは非常に難しい技術です。

理想のリリースを見つけるコツは、「腕が伸び切る少し手前のゾーン」を意識することです。ダーツを「投げよう」として指を開くのではなく、ターゲットに向かって手を「伸ばしていく」動作の中で、自然とダーツが指から抜けていく感覚。この「抜け感」が掴めると、余計な力が加わらず、素直な軌道で飛んでいくようになります。

フォロースルーで確認する

投げ終わった後の手の形(フォロースルー)を確認してください。手がターゲットに向かって真っ直ぐ伸びていますか?もし手が下を向いていたり、横に流れていたりする場合は、リリースが正しく行われていない証拠です。投げ終わった手が、ブルを指差している状態が理想です。

得点源のブル(真ん中)に集めるための狙い方

ダーツの醍醐味といえば、やっぱり真ん中の「ブル」に入れることですよね。ハットトリック(ブルに3本入れること)が出た時の快感は格別です。ブルに集めるための最大のコツは、「目線とダーツの高さを合わせる」ことです。

ラインをイメージする「ユーミング」

構えた時に、漫然と見るのではなく、以下の3点が一直線になるようにセットアップします。

  1. 自分の利き目(ターゲットを見る目)
  2. ダーツのチップ(先端)
  3. ターゲット(ブル)

このラインをしっかりと作り、その見えないラインの上をなぞるようにテイクバックし、そのままライン上に押し出します。

イメージのコツ

ブルと自分の目の間に、透明なパイプやレールが通っていると想像してください。そのパイプの中にダーツを通していくイメージを持つと、左右のブレが劇的に減ります。

また、身長が低い方や、力が弱い方は、直線的に狙うと届かないことがあります。その場合は、ブルの少し上を狙って、放物線(山なりの軌道)を描いて落とすイメージを持つと、上手く刺さるようになります。

ダーツのコツを掴んで上達する練習法と知識

基本のフォームができたら、次は実践的な練習法や、知っておくと得する知識について深掘りしていきましょう。ただ漫然と投げるよりも、頭を使って練習し、正しいルールを知っているほうが、上達のスピードはずっと早いです。

01ゲームで勝ち切るための点数計算の考え方

301や501などの「01(ゼロワン)ゲーム」は、持ち点を減らしていき、最後にピッタリ「0」にするゲームです。ここで初心者が躓きがちなのが、最後の「上がり方」です。

アレンジの基本

「アレンジ」とは、自分が上がりやすい数字を意図的に残す技術のことです。例えば、残り「32」点にすれば、16のダブル(32点)1本でフィニッシュできます。ダーツボードには得意なエリアと苦手なエリアがあるはずですので、自分が得意なナンバーや、計算しやすい数字を残すように逆算して投げるのが勝利への鍵です。

初心者のうちは、「32(16ダブル)」「40(20ダブル)」などの基本的な上がり目を覚えておくだけで十分です。

バーストを避ける勇気

残り点数よりも多くの点を取ってしまうと「バースト」となり、そのラウンドの得点が無効になってしまいます。特に残り点数が少なくなった時は、トリプルなどの高得点エリアや、インナーブルなどの狭いエリアを無理に狙うのはリスクが高いです。広いシングルエリアを使って確実に点数を調整する「守りのダーツ」も、勝つためには必要な戦略です。

劇的に上手くなるための効果的な上達練習法

私が実践して効果的だった練習法の一つに「グルーピング練習」があります。ダーツにおいては、狙った場所に入れることと同じくらい、「3本を同じ場所に集めること」が重要です。

具体的な練習メニュー

  • グルーピング練習:1本目が刺さった場所(たとえ外れても)を目掛けて、2本目、3本目を投げます。「同じフォームで投げられているか」の確認になります。
  • カウントアップ:まずはブルを狙い続ける基本練習。初心者はまず500点を超えることを目標にしましょう。
  • ラウンド・ザ・クロック:1から20まで順番に入れていく練習。ボード全体の場所感覚を養うのに最適です。
目的意識を持つ

ただ投げるだけでなく、「今日はリリースの指使いを確認する日」「今日はスタンスを固定する日」というように、その日のテーマを決めて練習すると、密度の濃い時間になります。基本的な練習メニューについては、「初心者が知るべきダーツのコツ」の記事も参考にしてみてください。

上達しない人に共通する特徴と見直すべきポイント

一生懸命投げているのに中々上達しない...いわゆる「スランプ」や「プラトー(停滞期)」は誰にでも訪れます。そんな時に見直してほしいのが、「投げるたびにフォームが変わっていないか」という点です。

変化を恐れず、でも変えすぎない

上手くいかないと、ついグリップを変えたり、立ち位置を変えたり、新しいバレルを買ってみたりと、色々な要素を変えたくなります。しかし、コロコロと条件を変えると、何が良くて何が悪いのか、原因の切り分けができなくなってしまいます。「今日はこのフォームで通す」と決めたら、結果が悪くてもやり通す忍耐力も必要です。

また、結果(入ったか外れたか)ばかり気にして、自分の身体の動き(フォーム)への意識が疎かになっていることも多いです。「今の投げ方はスムーズだったか?」「力みはなかったか?」と、自分の身体の感覚と対話しながら練習を進めてください。

ダーツバーに行く前に知るべき暗黙のルール

ダーツバーデビューをする際、知っておきたいマナーがあります。ダーツは紳士淑女のスポーツであり、相手への敬意が最も重視されます。これを知らないと、悪気はなくてもマナー違反をしてしまうかもしれません。

マナー項目 具体的な内容
スローライン 前の人が投げている時は、必ずスローラインより後ろで待機しましょう。視界に入ったり、すぐ後ろに立ったりするのは厳禁です。(出典:公益社団法人 日本ダーツ協会『マナー』
ダーツの抜き方 ボードからダーツを抜く時は、無理に引き抜かず、時計回りに回しながら優しく抜きます。ボードを傷めないための配慮です。
掛け声と私語 「ナイスダーツ!」「ナイスワン!」などの掛け声は歓迎されますが、相手が構えている時(セットアップに入ってから)の私語や音を立てる行為は控えましょう。
お酒のマナー お酒を飲みながら楽しめるのがダーツの魅力ですが、飲みすぎて大声を出したり、暴投したりするのは論外です。節度を持って楽しみましょう。

基本的には「相手が気持ちよくプレイできるように配慮する」というスポーツマンシップがあれば大丈夫です。分からないことがあれば、店員さんや常連さんに「初心者なので教えてください」と素直に聞けば、きっと優しく教えてくれますよ。

一人での練習は恥ずかしい?楽しむための心得

「一人でダーツバーや漫画喫茶に行くのは恥ずかしい」「上手くないのに一人で投げていたら笑われるかも」と感じる方もいるかもしれませんが、全く気にする必要はありません!

実際、ダーツバーやネットカフェのダーツコーナーに行くと、黙々と一人で練習しているプレイヤーがたくさんいます。上級者ほど、一人で集中して投げ込む時間の重要性を知っているからです。

一人練習のメリット

  • 自分のペースで投げられる(待ち時間がない)
  • 課題に対して集中的に取り組める
  • 恥ずかしさを捨てて、大胆なフォーム改造なども試せる

最近では、オンライン対戦機能を使えば、一人で店に行っても世界中のプレイヤーと対戦ができます。また、お店のスタッフさんも一人客には慣れていますし、空いている時間帯なら対戦相手(お相手)になってくれたり、ちょっとしたコツを教えてくれたりすることもあります。まずは勇気を出して、マイダーツを持って出かけてみましょう。

知恵袋の疑問を解決!ダーツのコツ総まとめ

最後に、Yahoo!知恵袋などでよく見かける初心者の疑問について、まとめてお答えします。

今回ご紹介したコツを一つずつ試してみて、自分にしっくりくる感覚を探してみてください。焦らず、楽しむことが一番の上達の秘訣ですよ!

もし練習に行き詰まったら、初心者のためのダーツ練習方法の記事も参考にしてみてください。より具体的な練習メニューを紹介しています。

-練習法と上達のコツ
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